ピックルボールとは? 近年、ピックルボールは世界中で爆発的な人気を誇るスポーツとなっています。テニス、バドミントン、卓球の要素を取り入れたこの競技は、幅広い年齢層に親しまれ、特にアメリカでは急速に普及が進んでいます。 コンパクトなコート、シンプルなルール、そして奥深い戦略性。 それがピックルボールの大きな魅力です。 では、基本的なルールや特徴を見ていきましょう。
【ピックルボールの基本ルール】
- ●コートと用具 ピックルボールは、約6.1メートル × 13.4メートルの長方形コートで行われます。 ネットの高さは中央で約86cm、両端で約91cmです。 使用する用具は: パドル:軽量で板状のラケット ボール:穴の開いたプラスチック製ボール テニスコート1面に4面分のピックルボールコートを設置できるため、既存施設でも導入しやすいスポーツです。
コートの主なエリア ベースライン:コート後方のライン サービスエリア:サーブを入れる対角線上のエリア センターライン:サービスエリアを左右に分けるライン キッチン(ノンボレーゾーン):ネットから7フィートのエリア
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ポイントの取り方 ■ サーブ サーブはアンダーハンドで打つ 対角線上のサービスエリアに入れる ボールは腰より下でヒットする ■ 得点 サーブ側のみが得点できる(サイドアウト制) 通常は11点先取(2点差必要) 大会によっては15点・21点制もある ■ ダブルス時のサーブ順 ダブルスでは、各チーム2人が順番にサーブを行います。 最初のラリーのみ片側1人から始まり、その後はサイドアウトまで2人が順にサーブを行います。 この独特なカウント方式も、ピックルボールの特徴の一つです。
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特殊ルール ■ ツーバウンドルール(Two-Bounce Rule) ピックルボールの大きな特徴が「ツーバウンドルール」です。 サーブ後、最初の2打は必ずワンバウンドさせなければなりません。 サーブ レシーブはワンバウンド後に返球 サーバー側もワンバウンド後に返球 この両チーム合わせて2回のバウンドが終わった後、ノーバウンド(ボレー)が可能になります。 このルールにより、サーブ直後の強烈な攻撃を防ぎ、ラリーの展開やポジション取りが重要になります。
■ キッチン(ノンボレーゾーン) ネットから約2.13メートル(7フィート)の範囲を「キッチン」と呼びます。 このエリアでは、 ノーバウンドでボールを打つ(ボレー)が禁止 ボレーの勢いで足が入るのも反則 ただし、ボールがバウンドした場合はキッチン内に入って打つことが可能です。 このルールがあることで、繊細なディンクの打ち合いが生まれます。
【ピックルボールの競技の特徴】
- ●年齢や体力を問わない コンパクトなコートサイズと適度なスピードにより、子どもから高齢者まで幅広く楽しめます。
- ●社交性が高い ダブルス中心の競技であるため、自然とコミュニケーションが生まれます。 地域コミュニティづくりにも適したスポーツです。
- ●戦略とテクニック ディンク:ネット近くでの柔らかいショット ドライブ:スピードを活かした攻撃ショット ポジション戦略:前衛(キッチンライン)を取ることが重要 パワーだけでなく、判断力や配球力が勝敗を分けます。
【ピックルボールのトレンド】 現在、アメリカを中心にプロリーグが拡大しています。 PPA Tour Major League Pickleball といったリーグの成長により、競技レベルと注目度は急上昇中です。 公共コートの増設やSNSでの拡散により、今後さらに世界的な広がりが期待されています。
【まとめ】 ピックルボールは、シンプルなルールの中に高度な戦略性を持つスポーツです。 ツーバウンドルールとキッチンの存在が、 この競技を「力の勝負」ではなく「戦略の勝負」へと進化させています。 初心者でも始めやすく、続けるほど奥深い。 それがピックルボールの魅力です。 ぜひ一度、このスポーツの楽しさを体験してみてください。