ベトナム・ハノイで開催される**PPA Tour Asia 1000「MB Hanoi Cup 2026」**のドローが発表された。
日本からはシングルス4名、ダブルス延べ10名がエントリー。R32を勝ち上がれば、待ち受けるのは世界のトップシード。今大会の日本人選手の対戦パスを一気に解説する。
MB Hanoi Cup 2026
シングルス:4人全員がシードとの直接対決ルートに
シングルス対戦予想
男子シングルス フルドロー
男子シングルス
三好健太 (Kenta Miyoshi) はR32でジミー・リオン (Jimmy Liong) と対戦。勝てばR16で第1シードのフェデリコ・スタクスルド (Federico Staksrud) が待つ。スタクスルドは今季PPA Tour Asiaのシングルスで圧倒的な強さを見せており、最大の壁だ。
船水雄太 (Yuta Funemizu) はR32でQualifierと対戦。勝ち上がればR16で第5シードのジェイ・デビリエ (Jay Devilliers) との対戦が濃厚。フランス出身のデビリエはパワーとリーチを活かしたプレーが特徴で、ソフトテニス出身の船水との対決は興味深い。
女子シングルス フルドロー
女子シングルス
吉冨愛子 (Aiko Yoshitomi) はR32でサラ・バー (Sarah Burr) と対戦後、R16で第6シードのサーラ・デネヒー (Sahra Dennehy) と当たる見込み。オーストラリア出身のデネヒーはPPA Tour Asia女子で急成長中。
嶋晴菜 (Seina Shima) はR32でアンディ・ディコサブレビッチ (Andie Dikosavljevic) と対戦。勝てばBYEを経て第2シードのケイトリン・クリスチャン (Kaitlyn Christian) との対戦に。元プロテニス選手のクリスチャンは女子シングルスで今季最も安定した成績を残している強敵。
ダブルス:第1シードとの直接対決が2カード
男子ダブルス
| 日本人ペア | R32対戦 | 勝ち上がり先(R16) |
|---|---|---|
| 船水雄太 / ウィル・ハウエルズ | Qualifier | (1) ベン・ジョンズ / ガブリエル・タルディオ |
| 三好健太 / ロバート・スターリング | Qualifier | (3) ディラン・フレイジャー / エリック・オンシンズ |
注目は船水/ハウエルズ組。R32を突破すれば、世界No.1のベン・ジョンズ (Ben Johns) 率いる第1シードとの対戦が実現する。ジョンズはピックルボール界の絶対王者。歴史的な一戦になる可能性がある。
三好/スターリング組も第3シードのフレイジャー/オンシンズ組が待ち構える。フレイジャーは大学生ながらPPA Tourトップクラスの実力者。
女子ダブルス
| 日本人ペア | R32対戦 | 勝ち上がり先(R16) |
|---|---|---|
| 吉冨愛子 / ペイチュアン・カオ | Qualifier | (1) アナ・ブライト / アナリー・ウォーターズ |
| 藤原里華 / レジーナ・ゴールドバーグ | ホー・タム / ゴック・シ | (4) ジェシー・アーバイン / ティナ・ピスニク |
| 伊藤真侑 / ラム・イン・シュッ | ジュディット・カスティーヨ / サラ・バー | (8) ティン・チェ・ウェイ / ユーフェイ・ロン |
| 佐脇京 / エルシー・ヘンダーショット | Qualifier | (3) キャリー・スミス / ケイトリン・クリスチャン |
最大の注目は吉冨/カオ組。R16で待つのはアナ・ブライト / アナリー・ウォーターズという世界最強ペア。ウォーターズは若くしてピックルボール界のスーパースター。吉冨にとってキャリア最大の挑戦になる。
藤原里華 (Rika Fujiwara) は元プロテニス選手。テニスで培った経験をピックルボールに持ち込み、ゴールドバーグとのペアで第4シードに挑む。
15歳の佐脇京 (Kei Sawaki) はヘンダーショットとのペアで出場。第3シードのスミス/クリスチャン組は強敵だが、若さと勢いで番狂わせを狙う。
ミックスダブルス
| 日本人ペア | R32対戦 | 勝ち上がり先(R16) |
|---|---|---|
| 吉冨愛子 / タマ・シマブクロ | コナー・ガーネット / レイシー・シュニーマン | (4) クリスチャン・アルション / ケイトリン・クリスチャン |
吉冨愛子はミックスダブルスにも出場。パートナーのタマ・シマブクロ (Tama Shimabukuro) と組み、R32でガーネット/シュニーマン組と対戦する。
勝ち上がればR16で第4シードのクリスチャン・アルション / ケイトリン・クリスチャン組が待つ。クリスチャンとは女子シングルスで嶋晴菜が当たる可能性もあり、今大会のキーパーソンの一人だ。
吉冨はシングルス、女子ダブルス、ミックスダブルスの3種目にエントリー。体力的にはタフだが、それだけ経験を積むチャンスでもある。
全ドロー一覧
PPA Tour Asia公式発表のドロー(MB Hanoi Cup 2026)。
男子シングルス フルドロー
男子シングルス フルドロー
女子シングルス フルドロー
女子シングルス フルドロー
まとめ:日本勢にとって歴史的な大会に
シングルス4名、ダブルス6チーム、ミックスダブルス1チームに日本人選手が絡む。これだけの人数がPPA Tour Asiaの上位ドローに名を連ねるのは過去最多クラス。
特に注目すべきポイントは3つ:
- ●船水 vs ジョンズの可能性 ── 実現すれば日本ピックルボール史上最大の一戦
- ●吉冨 vs ブライト/ウォーターズの可能性 ── 世界最強ペアへの挑戦
- ●4人全員がシングルスでトップ6シードと当たるドロー ── 厳しいが、勝てば一気に世界の注目を集める
MB Hanoi Cup 2026は3月26日から開幕。まずはR32での初戦突破に注目だ。



